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ビターチョコレート
第9章 不倫の果て‥‥‥未来へ
エレベーターに乗り、
部屋に辿り着く。

部屋に入ると、
レンが私を抱きしめてキスをする。

優しく触れる唇同士。
絡み合う舌。
温かい体温と想いが伝わる。

「ずっとこうしたかった」

「えぇ」

「マリとのキスは何度しても、
飽きない」

「レンとのキスは、
もしも、今この瞬間に世界がなくなったとしても、
最期に幸せだと思わせるキス」

「大袈裟だな」
レンは笑う。

「大袈裟じゃない。
世界が終わる瞬間にレンと居れたら‥‥‥
有り得ない話だろうけど、我が人生に悔いなしだよ」

お酒の勢いなのか?
素敵な夜に酔っているのか?

奥に秘めた言葉が口から、
どんどん出てしまいそうになる。


「マリを好きになったのは‥‥‥‥
きっと、素直に俺を好きだって言ってくれるからなのかもな」

レンは私を見て笑う。

「重い?」

レンは首を振る。

窓の方に私の手を繋ぎ歩き出す。

カーテンを開けると‥‥‥‥

東京タワーの灯りが一望出来た。


「改めて言うよ。
マリ
誕生日おめでとう」


私はレンにしがみついた。
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