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ビターチョコレート
第9章 不倫の果て‥‥‥未来へ
レンの胸の中に顔を埋めた。
レンは私を抱きしめる。
「こんなに幸せな気持ちになれるなんて、
‥‥‥‥‥レンに出会えて良かった。
レンが居なかったら、
私は‥壊れていた。
本当は凄く怖くて辛い。
何で自分がこんな目に遭うの?って、
自分の運命を呪ったわ。
でも、
今この瞬間で救われる事もあるのね。
積み重ねた悲しみが、幸せに満たされていく。
あなたが居るだけで、私は幸せなのよ」
涙が零れた。
レンは私の頭をポンポンした。
レンの掌の温かさや感触が残る。
「マリ、
何度でも言うよ。
マリは幸せになれる女だよ。
俺はそう思う」
「うん」
窓越しの東京タワーの下で、
私達は抱き合う。
月に照らされながら‥‥‥
レンは私を抱きしめる。
「こんなに幸せな気持ちになれるなんて、
‥‥‥‥‥レンに出会えて良かった。
レンが居なかったら、
私は‥壊れていた。
本当は凄く怖くて辛い。
何で自分がこんな目に遭うの?って、
自分の運命を呪ったわ。
でも、
今この瞬間で救われる事もあるのね。
積み重ねた悲しみが、幸せに満たされていく。
あなたが居るだけで、私は幸せなのよ」
涙が零れた。
レンは私の頭をポンポンした。
レンの掌の温かさや感触が残る。
「マリ、
何度でも言うよ。
マリは幸せになれる女だよ。
俺はそう思う」
「うん」
窓越しの東京タワーの下で、
私達は抱き合う。
月に照らされながら‥‥‥