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ラブ❤ゲー!
第3章 3章 姫になって……あげたくない
名前が恥ずかしくてお外にはいけない。
どうも、姫です。
ネタで言ってるんじゃなくて、本当にヴァーチャル世界の名前がこの名前になっちゃいました。
ど、どうも姫です……。
ああ、聖に戻りたいよ……。
「で、レベ上げはどうすんだ? ヤるのは抵抗があるんだろ?」
「あ、あのさ……、外出たくない」
それだけ言うと、ユリアンさん以外の人達に「はぁ!?」と言われた。
エリアスさんに関してはマジ切れっぽい口調で凄く怖い。
けれども、この名前はないわー。
「な、名前変えれない?」
「……ごめん、無理」
いつの間にかに正座していた私は、そのまま正座したままじっと座って待機。
もういっその事、ログアウトしてしまおうか、そう思うけど命の危機な状態の弟はほっとけない。
「じゃあ、どうすんだ」
エリアスさんがイライラしてるのが手に取るようにわかる。
名前を見て嫌がらせをされるくらいなら、いっその事……。
「で、でもヤるにしても誰と? こんな多い人数相手にできないよ」
「一番レベルが高い奴だろうな」
そう言われ、エリアスさんに差し出されたギルドメンバー表には、下から順に私、ルイフォードさん、王子、ユリアンさん、そしてエリアスさんとなってた。
この機嫌の悪い人の相手をしろって、それは流石に冗談がきつい。
喋りやすい、そういう理由でユリアンさんにお願いしてもいいのかな?
「いやいや、今後のアップデートで俺のレベルが上がりやすくなってて、エリのレベルは上がりにくいじゃないか」
「……俺、唯一ソロできる」
「俺は、えーと……」
ルイフォードさんが何か言おうとした時に、男3人の声が重なった。
『最弱は黙っとけ』
それだけ言われると、ルイフォードさんは寂しそうに背中を丸めた。
食われる側の私としては、非常に居心地悪くて逃げ出したい、けれどもこのギルドから追い出されたら外には……、そう考えると大人しく座っている事にする。
明らかに複数の人を相手にしたであろう惨劇を見ると、どうもこのままのほうが一番安泰な気がするから。
「とりあえず、ルイは俺等とレベル差が30もあるんだからレベ上げ行っとけ」
「げー……」
半ば追い出されるような形で、ルイフォードさんはギルドルームを後にする。
そして、残ったのはユリアンさんとエリアスさんとリヒト王子。
……三人は、流石に止めてほしい。
どうも、姫です。
ネタで言ってるんじゃなくて、本当にヴァーチャル世界の名前がこの名前になっちゃいました。
ど、どうも姫です……。
ああ、聖に戻りたいよ……。
「で、レベ上げはどうすんだ? ヤるのは抵抗があるんだろ?」
「あ、あのさ……、外出たくない」
それだけ言うと、ユリアンさん以外の人達に「はぁ!?」と言われた。
エリアスさんに関してはマジ切れっぽい口調で凄く怖い。
けれども、この名前はないわー。
「な、名前変えれない?」
「……ごめん、無理」
いつの間にかに正座していた私は、そのまま正座したままじっと座って待機。
もういっその事、ログアウトしてしまおうか、そう思うけど命の危機な状態の弟はほっとけない。
「じゃあ、どうすんだ」
エリアスさんがイライラしてるのが手に取るようにわかる。
名前を見て嫌がらせをされるくらいなら、いっその事……。
「で、でもヤるにしても誰と? こんな多い人数相手にできないよ」
「一番レベルが高い奴だろうな」
そう言われ、エリアスさんに差し出されたギルドメンバー表には、下から順に私、ルイフォードさん、王子、ユリアンさん、そしてエリアスさんとなってた。
この機嫌の悪い人の相手をしろって、それは流石に冗談がきつい。
喋りやすい、そういう理由でユリアンさんにお願いしてもいいのかな?
「いやいや、今後のアップデートで俺のレベルが上がりやすくなってて、エリのレベルは上がりにくいじゃないか」
「……俺、唯一ソロできる」
「俺は、えーと……」
ルイフォードさんが何か言おうとした時に、男3人の声が重なった。
『最弱は黙っとけ』
それだけ言われると、ルイフォードさんは寂しそうに背中を丸めた。
食われる側の私としては、非常に居心地悪くて逃げ出したい、けれどもこのギルドから追い出されたら外には……、そう考えると大人しく座っている事にする。
明らかに複数の人を相手にしたであろう惨劇を見ると、どうもこのままのほうが一番安泰な気がするから。
「とりあえず、ルイは俺等とレベル差が30もあるんだからレベ上げ行っとけ」
「げー……」
半ば追い出されるような形で、ルイフォードさんはギルドルームを後にする。
そして、残ったのはユリアンさんとエリアスさんとリヒト王子。
……三人は、流石に止めてほしい。