この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
みんな同じ空の下
第10章 遭遇
リノが、警備局の者だと知られてしまっている。潜入して内情を探ることは困難だ。
(…だったら)
今すぐ逃げて、ハクトにここを知らせるべきか。だが、その間に咬龍団はさっさとここを引き揚げて別の拠点へ移動するだろう。
ならば、警備局に戻った振りをしてナミキ達が捜索している候補地で移動してくるのを待ち構えた方が賢明か。
しかし、どちらの候補地に彼らが移動してくるかは判らない。最悪、まったく見当外れの土地に移動する可能性もある。
では、各地に人相書きを出して包囲した方が良いか。
リノは様々な方策を考えたが、どれが最善の策なのか判らない。
とにかく、今はこの場から離れよう。
逃げることは恥ではない。
生きるための手段だ。
すっ、とリノが静かにシバから距離を取った。
/445ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ