この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
みんな同じ空の下
第30章 静かなる大捕物
リノが見る限り、彼らの武器は腰に提げた剣のみだ。
行進の列が彼らの前を通るまで、もうあまり時間がない。
リノは右手の親指と人差し指を咥えた。


(――いける!)


囃し立てるような周囲の指笛に混じって、リノは独特な音律のそれを鳴らした。
警備局内の人間にのみ伝わる、緊急時の合図だ。
同時に、リノは一気にシバ達との距離を詰め、真後ろにぴったりと張り付いた。
「――シバ・スニヤですね」
「…」
シバは何も言わなかった。代わりにナダが口を開いた。
「貴女は…」
ナダは動揺を隠せず、青ざめていた。
/445ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ