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みんな同じ空の下
第30章 静かなる大捕物
(皆、逃げられただろうか…)
走りながら、シバはナダ以外にあの大通りに配置していた咬龍団の仲間達の身を案じていた。
シバとナダが水車小屋に入ると、中にはレンカやハジがいた。
シバが見る限り、咬龍団全員が揃っている。
「シバ様…っ」
レンカが泣きそうな顔でシバを迎えた。
「レンカ、皆もすまない。しくじった」
シバがすっと頭を下げる。
成功する自信はあった。
リノに計画のあらましを言った所で、自分達がどこでそれを実行するかは判らないようにしていた。
だから、確実に革命は成し遂げられると踏んでいた。
実際、あと十数歩だけ見物人より前に出ていれば、成功するはずだったのだ。
よりにもよって、革命間近のその時に、リノに捕縛されそうになるとは、なんとお粗末なことだろう。
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