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私達が人間を辞めた日
第8章 儚い指先

私達が自分の立場を認識させられた時、二人の手枷が外された。

「四つん這いになれ」
「...はい」

逆らったらまた泉が傷付けられてしまう。私は寿の命令に従い...尻を突き出した。
振り向くと寿は泉に細いスティック状の玩具を握らせせていた。そのまま私の尻を指差し...泉に言った。

「6番のケツに突っ込め...」

思わず息を飲む...ここで私が抵抗すれば、それどころか泉に何か言えば...泉が罰を受けるだろう。
大丈夫...していいからね?
その言葉は口にできないので代わりに尻を突き出して態度で示す。
自分が泉にどんな惨めな姿を見せているのかは理解しているが、そんな顔はできない...
私の気持ちが伝わったのかアナルにバイブが触れる感覚...怖い...

「ッ...ん...」

泉はせめてもの思いだろう...優しくゆっくりと挿入していくが...初めてのアナルでローションも塗ってなければ慣らしても...洗浄もしていないので、苦し気な息を吐いてしまう。

「ッは...」

アナル内の異物感...その異物が内部の肉を擦りながら徐々に奥へ...

「出し入れしろ」

寿の命令にゆっくりとバイブが前後する。
太くは無いバイブだが狭いアナルの肉が抉られるような感覚に襲われる。
その時、寿の鞭が私の背中に振り下ろされた。背中が焼けるような激痛...

「やああああッ!!」

泉はこんな痛みを与えられていたなんて...
寿は鞭を再び振り上げ...言った。

「もっと激しくしろ!!6番がどうなっても良いのか?」
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