この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私達が人間を辞めた日
第11章 永遠に...

熱い...痛い...気持ち悪い....
頭の中で様々な感情が渦巻く...どれも不快な物だ...
顔にかかる生暖かい液体の感覚に、失っていた意識が覚醒していく。

長時間逆さまに吊るされているせいで頭がぼーっとする...
その状態で失禁している為、自分の尿が顔に垂れているようだ。
理由は覚えていないが、血が流れる乳首に電極のような物が着けられ...今は何も感じないのだが、体は小刻みに痙攣している...
激痛が継続し...尋常ではない血が流れ続ける鼻は折れているのだろう...
常に複数の場所で出血しているみたいだ...

「おっ?まだ生きてんぞコイツ」
「馬鹿だなぁ...これくらいの電圧で死ぬかよ」

ぼんやりと聞こえる男達の会話...
私は上に...いや、下に視線を移動させた。
床に広がる私の長い髪は自分の血液...尿...吐瀉物で汚れている。

ああ...これじゃ涼ちゃんは綺麗だって言ってくれないな...
ごめんね...私...いっぱい汚されちゃった...
でも...でもね?私頑張ったんだよ...
痛いのも...恥ずかしいのも...全部...涼ちゃんが居るって...信じてたから...我慢できたんだ...
こんなに...頑張ったんだから...天国でも...涼ちゃんに会いに行ってもいいよね...?
もう...直ぐ...涼ちゃんに...会いに...行けそう...

「おい...コイツ笑ってるぞ...」

作業服の男の驚いたような声が聞こえるが...もう目を開ける事すらできない...

...これから...は...ずっと...ずっと...一緒...だよ...?
/302ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ