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私達が人間を辞めた日
第2章 失われた日常
寿は私の頭を乱暴に揺らす...
肉棒は私の喉を殴りつけるようにぶつかり、喉からねばついた唾液が溢れる。
「えほッ.,.ごっ..!!!」
私の苦悶の表情等どうでもいいのだろう...口でまともな呼吸ができなくなり、鼻で呼吸すると生臭さと苦さと酸っぱさが同時に感じられ、必死に嘔吐するのを堪える。
「出すぞッ!!全部飲め!!」
涙が溢れ...もう少しで嘔吐してしまいそうになった時、肉棒はビクンと脈打ち、喉元にどろどろとした精液が溢れた。
「うぅッ!?」
肉棒が乱暴に抜かれ...咳をする直前に手で口を覆う。
「がはっ!!ごほッ...」
びちゃり...私の唾液が混じった精液が指の間から溢れ床に落ちる。
その瞬間、寿の足の裏が一瞬眼前に表れたと思えば顔に強い衝撃が襲い、体が仰け反り後ろに倒れた。鼻から生温かい液体がぽたりと落ちる。
「全部飲めと言ったよな?」
「ごめッ...なさいぃ!!!」
鞭を振り上げる寿に謝罪するも、今までで一番の力で横腹を打たれ。あまりの激痛に息が詰まる。
「床に落ちた分も...手に着いた分も音を立てて全て啜れ...」
「ゥ...はい...」
急かすように振り上げられた鞭に、反射的に返事をしてしまう...
私は徐々に支配されていく...
犬が「待て」と言われれば待つように...馬が腹を蹴られれば進むように...