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私達が人間を辞めた日
第2章 失われた日常
肉棒が抜かれても鈍痛は続いた.,.
「今日はこれまでだ...今度呼ぶ時はもっと楽しませろよ?俺のお気に入りになれば檻よりマシな部屋が用意されるからな...」
「...はい...頑張り...ます」
最早自分が何を言っているのかもわからない...
寿が呼び鈴を鳴らすと直ぐにノックの音が聞こえ、最初の男二人が部屋に入って来る。行為が終わるのを直ぐ外で待っていたのだろう。
「下げろ...」
「はい」
寿の短い命令に短く返答した男二人は私の傷だらけの体を見ても顔色一つ変えず、リードを引き強引に立たされた。
下腹部の痛みでよろけながら部屋を出ると、男は私の下半身を見て言う。
「股を抑えてろ...」
言っている意味が分からず下半身を見ると、太股の内側に膣から溢れ出した精液が伝っている。
床に垂らせばまた叩かれるのだろうか...放心状態の私は言われるがまま従った。
...自分を犯した男の精液が溢れないように...
それからの事はあまり覚えてない...
帰りも「洗浄」された私は引きずられるように元の檻に戻る。
この体験が夢だったら...そんな淡い希望を願いながら眠りに着いた...