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私達が人間を辞めた日
第5章 真性の服従者

「んああッ!!ああッ...内臓...捲れそうですぅうう!!」

次の日も寿の呼び出しを受けた。
初めて使ったアナルは裏側から子宮に衝撃を与えるような不思議な快感を感じた。
ローションを塗り、十分に私のアナルをほぐした寿が言うには、普段はローション等使わないそうだ。

「あああああッ!!!」

その次の日...縛り付けられ鞭を打たれる...
今まで私の肌を傷つけようとする男なんていなかった...
痛みさえ耐性が有ったらしい私は...全く抵抗しなかった御褒美に肉棒を選んだ...

次の日...その次の日も...
寿から受ける全ての行為が快感に感じる。
一週間程経った日...私は自分の本心に気付いた...
私は求められたいのではない...依存したいのだ...
自分を持ち上げる相手に迫られるよりも、自分を突き放す男にすがり付きたい。
こんな事今までの生活を繰り返しても気付かなかっただろう。
男の家を転々としていたつもりが、ただ逃げていただけだったんだ...

そしてまた次の日...

「今日も俺を楽しませる事ができたらお気に入りに加えてやろう。今までより抱く回数も増えるし待遇も良くなるぞ」
「え...?じゃあ一日に何回もセックスできるんですか?」
「クク...普通は待遇の方に食い付くんだがな...ああ...その前に最終テストだ...」

連れられた部屋には床に拘束された裸の女...
先程まで「G」と呼ばれていたらしいこの女を使って寿を喜ばせると私がこの女に代わって「G」となるらしい...

やっと見つけた私の居場所...
それを守る為なら...この女がどうなっても構わない...
私は寿に返事をすると女に覆い被さる...

「ごめんなさい...」

これ程心を込めなかった謝罪は初めてだ...

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