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私達が人間を辞めた日
第6章 愛しい人
それから月日は流れ...
「お願いしますっ...そのぶっといチンポで人妻おまんこズボズボしてください」
私は五人の男の前で股を開き...精液で汚れた口で卑猥な台詞を吐く。
勿論自分の意思で言っているのではない...
「この女本当に淫乱だなぁ。お望み通りにくれてやるよ」
腹の出た中年が私の膣に粗末な肉棒を挿入する。
確かこんな時は...私は脳内の台本を開き...台詞を読み上げる。
「ああんッ!!凄い...旦那のチンポよりおっきいですぅ...」
適度に作った喘ぎ声を洩らし...終了を待つ...
「人妻最高だな。たっぷり出してやる...」
最後の台詞...これを言わないと避妊の薬を貰えない...
「はぁんッ!!他人のチンポで...孕ませてくださぁい...」
男の気持ち悪い吐息を受ける...膣に精液が広がる...二十を越えた頃から回数は数えていない...
その場の全員の相手をした事で今日の「仕事」が終わる。
私はすっかり自分の部屋となった11番目の檻でいつものように呟き続けた。
「涼ちゃん...私は大丈夫だよ...まだ頑張れるよ...?」
二週間は涼の安全を保証する...寿はそれだけ言い残し...次の日から何を聞いても答えてくれない...
それでも私は再び涼と二人で暮らす事を諦めていない...いつか...必ず...
「涼ちゃん...生きてる...よね?」
それは「二ヶ月」涼と会えていない今でも変わらない...