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夢のうた~花のように風のように生きて~
第2章 《悲劇の始まり》
 その声は静かすぎるほど静謐で、かえって不気味であった。だが、口調の静かさとは裏腹に、定市の双眸は鋭すぎる光を放っている。
「判りました」
 お千香は良人の言葉に仕方なく腰を下ろした。
 お茶を淹れようとして、まだ鉄瓶のお湯が沸いていないことに気づいた。火勢が弱まっているようで、あまり温かくない。我に返ってみれば、あれほど温かかった部屋の中の空気もわずかに冷たさを含んでいる。
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