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夢のうた~花のように風のように生きて~
第2章 《悲劇の始まり》
 お千香は急に部屋の内の温度が急激に下がったように感じられ、かすかに身震いした。
 定市がお千香をじいっと見つめている。冷たい光を宿したこの眼がお千香は昔から大の苦手だった。まるで狩人が狙った獲物を値踏みしているような酷薄な光を宿した眼に本能的な恐怖を抱かずにはおれなかった。
 気づまりな沈黙が部屋中に満ちていて、お千香はその重たさに息苦しさを憶えた。定市のくちなわのような眼を怖い、と思った。この男の何を考えているか判らぬ得体の知れなさが怖い。
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