この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢のうた~花のように風のように生きて~
第2章 《悲劇の始まり》
 気味の悪いほどの静けさが十畳の広さはある小座敷に満ちていた。
 定市が立ち上がり部屋を横切り、庭に面した障子戸を開けた。縁づたいに庭に降りられるようになっており、小さいながらも風情のある小庭が一望できる。
 定市は縁側に佇み、庭を眺めていた。寒い日が続いたせいか、二日前の夜、一晩中降り続いた雪は今もまだ庭にうっすらと溶け残っている。片隅にある南天の樹の紅い実が眼にも鮮やかであった。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ