この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
限りの月
第8章 嫉妬
なぜだか彼には自分がこんな汚れた女だということを知られたくなかった。
それに彼の前で感じるのも嫌…。

(お願い…早く、行って…)

「紫音(しおん)、何やってんだ、行くぞ」
「ああ、今行く」

「…」

美織はその名前を知って、胸を高鳴らせた。

(あの人の名前…紫音って言うんだ…)

紫音…
美織は何度も心の中で呟いてみる。

どこか懐かしいような響き…


「美織…何を考えてる」

ハッとすると、目の前では哲が鬼のような形相をして美織を睨んでいた。


/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ