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限りの月
第8章 嫉妬
美織は急に我に返る。
こんな所でエッチしてるなんて彼に知られたら…。

美織の表情に焦りが見え始めた。
その変化を哲は逃がさない。

全く動かなくなってしまった美織を、哲は下からグンッと突き上げた。

「…っ!!」

腰を押さえつけられ、何度も何度も突き上げられる。

「…あっ…‼」


ガタッ ギシ…

「ん? なんか音したか?」
「気のせいじゃないか?」
「…そうかな?」

美織は必死に声を押し殺した。


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