この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
限りの月
第10章 歪んだ愛
「…ん…」
どれくらい眠っていただろうか…
美織はゆっくりと目を覚ます。
「…えっ」
ギクッとした。
目を開けたはずなのに、辺りは真っ暗で何も見えない。
ドクンッ…
美織の鼓動がバクバクと速くなる。
「…哲…さん?」
真っ暗な空間に呼びかけてみるが、反応はない。
途端に美織は恐怖に包まれた。
何も見えない、何も聞こえない暗闇の空間にパニックになり始める。
「…い、いや…」
手探りで辺りを探ってみるが、怖くて動けない。
(な、なんで…こんな所に…? 私どうなってしまったの…!?)
どれくらい眠っていただろうか…
美織はゆっくりと目を覚ます。
「…えっ」
ギクッとした。
目を開けたはずなのに、辺りは真っ暗で何も見えない。
ドクンッ…
美織の鼓動がバクバクと速くなる。
「…哲…さん?」
真っ暗な空間に呼びかけてみるが、反応はない。
途端に美織は恐怖に包まれた。
何も見えない、何も聞こえない暗闇の空間にパニックになり始める。
「…い、いや…」
手探りで辺りを探ってみるが、怖くて動けない。
(な、なんで…こんな所に…? 私どうなってしまったの…!?)