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限りの月
第3章 すれ違い
最初は本当に反省してくれたのかと思ってた。
だけど自覚があるのかないのか、また同じことを繰り返す。

(哲さん…どうしてあなたはそんな風になってしまったの?私がいけなかったの?)

美織は切ない表情を浮かべた。



居間に戻ると、凛音はうつ伏せになって眠っていた。

「凛音、風邪ひいちゃう…」

美織は凛音をギュッと抱きしめた。


(ごめんね…)





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