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喘ぐなら、彼の腕の中で
第4章 疼く体

“ 女が1番美しい表情をするのが、限界を超える快感で喘ぐとき。
その姿を目に焼き付けるのが、最高の瞬間 ”
……それで快感を得るっていうのは、ひとつの性癖の一種かもしれないし
本当に好きな人とするなら何ら異論はないけど、莉央の場合は複数の相手がいるわけで
つまり言い包めたら
〜〜結局ヤリたいってだけに聞こえるのは、私の気のせいかな!?
「……っ 莉央……!」
体が言うことをきかないから、もう言葉で抵抗するしかない。
「あんたが色んな女と寝る理由。
理解できないし、興味もないわ」
「別に賛同してほしいなんて言ってないよ」
「……っ 他の子としてよ!
性欲の捌け口が、私である必要なんて…」
「お前寂しいんだろ?」
再び私に覆いかぶさって、噛むように唇を塞がれて
「……あっ!」
同時に開かれた足の間
中心にぐっと指を挿れられた。
「んん……!」
充分に濡れている私の中。
クジュッと卑猥な音を立てて、ゆっくり回しながら
莉央は私の唇をぺろっと舐めた。

