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喘ぐなら、彼の腕の中で
第23章 ★極上彼氏

「……っ」
莉央が覆いかぶさってきて、唇が塞がれる。
舌を絡ませて、喉の奥まで届く程の激しさで、息をする暇もない。
「……ん…っ……!」
「知らねぇからな、具合悪くなっても」
ほんの少し隙間が出来る時だけ、莉央は低い声で囁く。
「お前が誘ったんだ」
「……ん…あ……っ」
「途中で止められると思うなよ」
「……は…あ、り、莉央……」
「だから寝ろっつったのに」
火照りが唇から全身へと伝わっていく。
莉央は上半身を起こすと、引きちぎる勢いで私のパジャマのボタンを外した。
下着を付けていなかった胸が露わになる。
「まぁ、荒療治ってことにしとくか」
「………!」
「少々手荒く治療しますが患者さん、あなたの為です」
「~~~っ///」
莉央の手は躊躇いもなく、残った服を脱がす。
裸になった私を見下ろす瞳。
色気が凄くて、ゾクリと背筋が凍る。
「限界を超えそうになったら、手を挙げてください。
勝手にイったら許しません」
「~~~!///」
「ただし、主治医の判断で続行する場合もあるから。
責任は一切取らないので……そのつもりで」

