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喘ぐなら、彼の腕の中で
第25章 ☆*♪ X’mas short short ♪ *☆

「~~~~!!///」
私の頭に打ち付けた、日本で1番有名なテーマパークのパンフレットと
この時期プレミアムの価値である、1泊ディナー付きのフリーパスチケットが2枚
クリスマスカラーが彩る、それらを手品のように出してきて
私の前で、莉央はひらりと落とした。
「……俺の目的は
サンタの格好をした、限定の熊を手に入れること」
「………!」
「マジでそれだけだから。
忘れるなよ」
「………!!」
「乗り物には乗らねぇ。
甘いもんは食わねぇ。
だけど、パレードは見る」
「~~~~!!」
「以上。 お休みなさい」
………放心している間に、莉央はソファから立ち上がって
スタスタと寝室へと歩いていくけど
「………」
………私は、見てしまった。
耳まで赤くして、照れたドS男の姿を……

