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水は低きに流れる
第1章 断われなくて
「んんーーっ、ああっ」
突き上げが激しくなって思考が飛び散っていきそう・・・
「ぁあんっ、あぁっ、んっ・・・ぁっ」
ミサちゃんは快感に啜り泣くみたいに喘いでいる。
「んんーーーーっ」
すぐにミサちゃんの体に力が入って大きく体が何度か跳ねかと思うとぐったりした。
ヒデさんはミサちゃんをどかして、体を起こして私を抱きしめてさらに腰を突き上げた。
「あぁっ、ああっ、ンっ、ああーーーっ」
最奥を突き上げられるたびに次々に別の快感が沸く。
ヒデさんの首に腕を回すと頭を引き寄せられて唇に噛みつくようにキスをされる。
「・・・ぅん、んっ、んんっ!んんっ!」
体に力が入って達きそうになった時、ヒデさんが体を離して私の中から抜いて2人のお腹に白濁したものが吐き出された。
「・・・ふぅ・・・、ごめん」
「あ、いえ、大丈夫・・・」
なんか変なやりとりだった。
「先にシャワー浴びておいで」
ぐったりしてるミサちゃんを残して、ヒデさんに言われるまま私はバスルームへ向かった。
ドアを閉めると向こうの様子はよく分からないし、話し声も聞こえない。
喋ってないだけかもしれないけど・・・
ミサちゃんはさっき1人でここでどんな想いでいたんだろうかと思うと、胸が少し痛む。
「・・・はあっ・・・」
2人としたことを思い出すと恥ずかしくて悶々としてしまう。
なんでこんなことになったんだろうか?
元夫しか知らなかった私が、合意の上とはいえ人の彼氏や女の子とエッチをしてしまうなんて、こんなこと誰にも言えない!
ボディソープの泡で2人の痕跡を拭うようにゴシゴシと体を洗った。