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水は低きに流れる
第4章 流されるまま
抱き合っていると彼のものがお腹に当たって興奮しているのがわかる。

そっと手を取って熱く硬くなったものを触らせる。


「俺もこんなになってるよ?」


掌から伝わる熱でドキドキする。


「口でして?」


頭の中はトロンとしていて、彼のいう通りに体をずらして硬く屹立したものにそっと手を添えると口に含む。


「・・・ぅ、そう・・・すごく上手い」


頭に手を添えられるとなんでかドキドキしてくる。


「愛美ちゃん、体、こっちに向けて」

「ん・・・」


ああ、佐藤さんがいたんだっけ・・・この夢はどうなってるんだろう?

これが現実なのかもしれないし、夢なのかもしれない。

頭の中はぼんやりしてて体が熱い・・・もっと気持ちいいことをしてほしい。


「そうそう、もっとおしり上げて」


佐藤さんの声が後ろから聞こえて硬いものがあてがわれた。


「愛美ちゃん、気持ち良くしてあげるね」


グッと一気に奥まで突き立てるように入り込んできた熱に体が大きく震えた。


「んんっ・・・っ!んっっ!」


ヒクンヒクンと身体が余韻で小さく跳ねる。

すぐに頭に添えられた手に力が入って口と手に意識を持ってくる。


「すげぇ・・・こんなのたまんね」

「フェラ上手いな、やっぱお前の目のつけどころいいな」

「バツイチくらいが吸いも甘いも知ってて絶対にエロいって」



クスクスと笑いながら彼らの会話が耳に流れるように入ってきた。

状況が分かったけど、もうだから何?って感じ。

今は気持ち良いことだけを考えていたい・・・

気持ち良い・・・身体中が敏感になってて頭の中が何も考えられなくなる。

喉の奥まで押し込められて苦しいのに気持ち良くてたまらない。

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