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愛すバー
第8章 モモ愛すバー
そして引き戸を開こうとしたら・・・




「きゃっ」




いきなり勝手にドアが開いた。




そこにはなんと響さんが真正面に立っていた。




「おっと、驚かせてしまってすみません。今日はもうお終いですか?」




「あっ、いえどうぞ、どうぞ、もうお客さんはいないけど、良かったら一杯飲んでいって!
今日は金目の煮付けもあるのよ!」




私は間違いなくご機嫌の声だろう。




「じゃあ、少しだけ...」




響さんは店に入っていつものカウンターのスツールに向かった。




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