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愛すバー
第8章 モモ愛すバー
そしてとても悲しくなる自分がいた。




やっぱりお酒のせいだったんだ...と心が肩を落とす。




響さんはスーツの上着を手にして財布を出した。




「お勘定...」




「今日はもういいから...」




と冷たい言い方をしてしまう。




「じゃあ、付けといてください」




そう言い残し、店を出た。





私、なにやってんだろ...



あんな年下の男性にときめいちゃってバカみたい。




気を許した自分に腹を立てているのか、酒の勢いでキスをされたのが悲しかったのか自分でも良く分からない感情に戸惑うばかりだった。















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