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愛すバー
第8章 モモ愛すバー
「ぬ、濡れてしまったのね...今タオル持ってくる...」
ただならぬ雰囲気から逃れるよう、響さんの横をすり抜けカウンターに向かおうとした。
「あっ...」
いきなり腕を掴まれ、引き寄せられる。
そのまま後ろの壁際に寄せられ身動きが取れない。
ドン!
響さんが壁に強く手を打ち付けた。
心臓がドクンと驚いた。
真顔で迫られどうしたらいいのか分からない。
「僕があなたを好きな事知ってますよね?」
「・・・・・・」
響さんの眼差しが熱く私に突き刺さった。