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第2章 バニラ愛すバー

それからトムは時折、私を買ってくれるようになった。



トム意外の男はただ私の身体をすり抜けていき、なんの良さも感じない。



トムが抱いてくれる時だけが私を生き返らせ幸福だった。



だけどトムは米兵・・・



トムが帰国が決まって最後の日。



時間をかけて私を抱いてくれた後一枚の手紙をくれた。



トムの前で読もうとしたらトムは嫌がり、私をきつく抱きしめた。



涙は勝手に出てきて、終いには嗚咽しながらトムの厚い胸の中で泣きじゃくった。