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覚醒
第7章 戸惑い
私はクレアの下着を手に取り戸惑った。家に持って帰って見つかったら・・
隠す場所がない。しかし捨てるわけにはいかず、とりあえず鞄にしまい会議室を後にした。

仕事は順調だ。後は大阪工場へ行き、プレゼンを成功させるだけだ。

【たまには飲みに行くか・・・】
私は電車に乗り新宿で降りた。ネオンが眩しく、華やかな街。行き交う人々・・
私は一件の居酒屋に入った。

「とりあえずビール」

私は手をふきメニューを見た。
「はい。お待たせ!」
冷たいビールが机に置かれた。私はビールをグイッと飲み・・
「注文いいかな?唐揚げとお新香・・・とりあえずそれで・・」
私はビールを飲み今日の出来事を考えた。
【深く考えてもしょうがない・・楽しもう・・】私は自分に言い聞かせた。

注文したものをひと通りいただき。ハイボールを頼もうとした時だ、十数人の学生と思われるお客さんが入ってきた。
【うるさくなるな・・・】私はハイボールの注文をやめ店を出た。
コンビニで缶酎ハイを買い飲みながら街を徘徊した。

ふと、一件の映画館の前で立ち止まった。成人映画…
私は今日は遅くなると妻に伝えた手前、映画を見てから帰る事にした。
チケットを買い、暗い映画館の客席には何人か客がいる。だいたいの人は寝ている…私は周りに誰もいない席を選び座った。

映画は終盤なのか男と女が激しく抱き合い、愛し合っている。フィルムを作ったのは一昔前か時代を感じる作品だ。激しい喘ぎ声が映画館の中に響き渡る。
回りの観客同様に私も眠くなり始めた。

「つまらない映画だな…」私は独り言を言った。

スクリーンには見つめ合う男と女…別れのシーンなのか?愛してる男がいるのに家の事情で金持ちの男に嫁ぐシーンだった。
【やっぱり夜中金か…】私はそう思い映画を見ていた。
でもやはり眠くなる内容だ。

その時だった。また二人連れの客が入ってきた。
暗くてよくわからないが一人は女だ。顔まではわからない。二人は館内を見渡し私の後ろの列の中心に座った。

【女もこういうところに来るんだ…】
私の興味は映画からその男女に切り替わりチラチラ様子を伺った。

暗い。よくわからない。後ろの席に移る?今動けば怪しまれる。私は一旦トイレに席を立った。
【ただ映画を見に来ただけか?】
【若そうだな…】
私は早くトイレを済ませ、同じ列に座ろうと思った。
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