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覚醒
第12章 脳内麻痺
車に乗せられていた・・
何ヶ月ぶりかの外・・

「ここで眠りなさい・・」
私の左腕に注射が打たれた。私は眠りについた。

私は目覚めた。夜?
辺りは暗い…

「ク、クレア様…」
「起きて、これを持って。」
「は、はい…」
「着なさい。」

クレアが私を導いている。

「ここに村田がいる…殺しなさい。」
「はい。クレア様…」

ドアを開け中に入った。
パソコンの画面を真剣に見ている村田がいた。

「山下さん!どこに行ってたの?みんな心配してるよ!」

「山下さん…?」

クレア様の声が聞こえる。

【大丈夫…大丈夫…あなたならできる…】

「クレア様…」
「山下さん?クレアが何?」

村田が席を立ち私に近づいた。

「や、山下さん…?」

村田は私が包丁を持っている事に気がついた。

「ちょ、ちょっと…」

私は包丁を構えた。【大丈夫…あなたならできる…】

「クレア様!」私は村田を追い詰めた。
村田は腰が抜けて動けないようだ…

「た、たすけて…」

私は村田に一歩、一歩近づいた。

【大丈夫…あなたならできる…大丈夫】

「私はできる…」
「山下さん…助けて…」

私は包丁を構えた。村田は怯えて声も出ない…

「刺して!」クレア様の声が聞こえた。

私は叫び両手で包丁を上げた。
【大丈夫…あなたならできる…】

【あなた逝く!】

由美の声がした。私は我に返り、正気に戻った。
「村田さん?」
「ここはどこ?」

「村田さん、村田さん…大丈夫ですか?」

「や、山下さん…」

村田は震え、怯えていた。
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