この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼女は国宝級☆
第1章 序章
彼女の名前は「綾乃」
俺とはピッタリ10歳年が離れている。
ひょんなことから夜勤シフトが週に1回は一緒で、話をするのだが…
趣味や考え方がまったく合わないのに話しやすい。
気が合うといえるかもしれないが…共通点はない。
暇な時間に業務メモでラブレターと称する手紙を彼女と交代する際に渡した。
手紙の表面には大胆にも「LOVE」と書かれているのだから、
女性側は驚くだろうが…
描いてあるのはアンパンマンがバイキンマンやルンルンカビを天翔百裂拳や北斗羅漢撃で屠っている落書きだ。
開いてみると、ビックリするわけだ。
このやり方ならloveと書いても恥ずかしくない。
出会って一ヶ月もしない内にウソ偽りなく、話せる相手だと思った。
好きな相手を落とそうとすると、緊張して本領発揮できないが相手が付き合う気がない女だと気安く接することができるものだ。
彼女の場合は後者であり、
付き合いたいのだけれど、ダメもとで気安く接することができた。
なんとなくだが、彼女は俺に惚れていると思ったからだ。
顔はブスだが、好きになると可愛く見えるものだ。
だが、俺も32歳である。
恋の痛みは何度も痛感している。
できる限り、自然な成り行きで彼女と結ばれたい…
正攻法は「映画」と「食事」であろう……
俺は一計を案じた。
俺とはピッタリ10歳年が離れている。
ひょんなことから夜勤シフトが週に1回は一緒で、話をするのだが…
趣味や考え方がまったく合わないのに話しやすい。
気が合うといえるかもしれないが…共通点はない。
暇な時間に業務メモでラブレターと称する手紙を彼女と交代する際に渡した。
手紙の表面には大胆にも「LOVE」と書かれているのだから、
女性側は驚くだろうが…
描いてあるのはアンパンマンがバイキンマンやルンルンカビを天翔百裂拳や北斗羅漢撃で屠っている落書きだ。
開いてみると、ビックリするわけだ。
このやり方ならloveと書いても恥ずかしくない。
出会って一ヶ月もしない内にウソ偽りなく、話せる相手だと思った。
好きな相手を落とそうとすると、緊張して本領発揮できないが相手が付き合う気がない女だと気安く接することができるものだ。
彼女の場合は後者であり、
付き合いたいのだけれど、ダメもとで気安く接することができた。
なんとなくだが、彼女は俺に惚れていると思ったからだ。
顔はブスだが、好きになると可愛く見えるものだ。
だが、俺も32歳である。
恋の痛みは何度も痛感している。
できる限り、自然な成り行きで彼女と結ばれたい…
正攻法は「映画」と「食事」であろう……
俺は一計を案じた。