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甘く、深く、繋がって
第11章 夢の国、リベンジ
「あ、起きた?」
目醒めた事に気付いた斎藤さんにゆっくりと降ろされた。
「あの……齊藤さん?」
「うん?」
「どうして、ここに、私?」
分からない事が多過ぎて、まとまらないまま聞いた質問は自分でも何を聞きたいのか意味不明。
齊藤さんにふふっと笑われてしまった。
「驚いた?」
「驚きました。……どうしてここにいるんですか?」
質問し直してみたけれど、私が一番知りたい事はそこじゃない気がする。
「体調良い時にまた来ようって話したでしょ?」
「……はい」
頷いたついでに色々思い出して、恥ずかしさに顔が熱くなってきた。
「どっ土曜日はお仕事じゃないんですか?」
気持ちを逸らしたくて別の質問を投げ掛けて
「来週日曜日も仕事なんだよね。それで、代わりに今日休みをもらったの」
ふわりと返された微笑みに、ますます顔の赤みが増していく。
思わず俯いた私の手を斎藤さんがそっと取った。
「だから、ゆっくり付き合って?」
チュッと甲に唇を寄せられて、トクンと心臓が跳ねる。
「……は、い」
ドキドキする
「さすがにそこは空いてなかったけど、湾岸のホテル取れたから」
「……はい」
上の空に頷いて、遅れてその言葉に驚いた。
ホテ、ル?
目醒めた事に気付いた斎藤さんにゆっくりと降ろされた。
「あの……齊藤さん?」
「うん?」
「どうして、ここに、私?」
分からない事が多過ぎて、まとまらないまま聞いた質問は自分でも何を聞きたいのか意味不明。
齊藤さんにふふっと笑われてしまった。
「驚いた?」
「驚きました。……どうしてここにいるんですか?」
質問し直してみたけれど、私が一番知りたい事はそこじゃない気がする。
「体調良い時にまた来ようって話したでしょ?」
「……はい」
頷いたついでに色々思い出して、恥ずかしさに顔が熱くなってきた。
「どっ土曜日はお仕事じゃないんですか?」
気持ちを逸らしたくて別の質問を投げ掛けて
「来週日曜日も仕事なんだよね。それで、代わりに今日休みをもらったの」
ふわりと返された微笑みに、ますます顔の赤みが増していく。
思わず俯いた私の手を斎藤さんがそっと取った。
「だから、ゆっくり付き合って?」
チュッと甲に唇を寄せられて、トクンと心臓が跳ねる。
「……は、い」
ドキドキする
「さすがにそこは空いてなかったけど、湾岸のホテル取れたから」
「……はい」
上の空に頷いて、遅れてその言葉に驚いた。
ホテ、ル?