この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第11章 夢の国、リベンジ
「今日はゆっくり歩いて見て廻っても良いですか?」
「良いよ」
ニッコリ微笑んで、その口角が意味ありげにキュッと持ち上がる。
「身体、辛いの?」
「……大丈夫、ですけど」
心配されて不思議に思っていると、斎藤さんが繋いだ手の人差し指で、私の手の平をツツッとゆっくりなぞった。
くすぐったいのにぞくぞくして反射的に手を握る。

やっ……な、に?

「じゃあ、今夜はもう少しハードにシても良い?」
思わせ振りな確認。

こん、や?
ハードに……して、も……?

「……やっ」
ようやく思考が追い付いて、顔が一気に熱くなった。
咄嗟に手を離して身体を離そうとしたけれど、すかさずその手を腰に回されて引き止められてしまう。
「だーめ。真純は俺の隣」
がっしりホールドされて逃げられない。
「傍に、いて?」
耳元に響く甘いテノール。ゾクッと肌があわ立った。かぁっと頬の熱が増す。

だ、め……
ドキドキする。

「手、繋ごう?」
「ひぁん」
耳に吐息を吹き掛けるようにして誘われて、身体がビクンと跳ねた。
「真純、手」
また、耳元で……
「ふ……ぅん」

や、だ……
ゾクゾク、する
/813ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ