この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第11章 夢の国、リベンジ
「今日はゆっくり歩いて見て廻っても良いですか?」
「良いよ」
ニッコリ微笑んで、その口角が意味ありげにキュッと持ち上がる。
「身体、辛いの?」
「……大丈夫、ですけど」
心配されて不思議に思っていると、斎藤さんが繋いだ手の人差し指で、私の手の平をツツッとゆっくりなぞった。
くすぐったいのにぞくぞくして反射的に手を握る。
やっ……な、に?
「じゃあ、今夜はもう少しハードにシても良い?」
思わせ振りな確認。
こん、や?
ハードに……して、も……?
「……やっ」
ようやく思考が追い付いて、顔が一気に熱くなった。
咄嗟に手を離して身体を離そうとしたけれど、すかさずその手を腰に回されて引き止められてしまう。
「だーめ。真純は俺の隣」
がっしりホールドされて逃げられない。
「傍に、いて?」
耳元に響く甘いテノール。ゾクッと肌があわ立った。かぁっと頬の熱が増す。
だ、め……
ドキドキする。
「手、繋ごう?」
「ひぁん」
耳に吐息を吹き掛けるようにして誘われて、身体がビクンと跳ねた。
「真純、手」
また、耳元で……
「ふ……ぅん」
や、だ……
ゾクゾク、する
「良いよ」
ニッコリ微笑んで、その口角が意味ありげにキュッと持ち上がる。
「身体、辛いの?」
「……大丈夫、ですけど」
心配されて不思議に思っていると、斎藤さんが繋いだ手の人差し指で、私の手の平をツツッとゆっくりなぞった。
くすぐったいのにぞくぞくして反射的に手を握る。
やっ……な、に?
「じゃあ、今夜はもう少しハードにシても良い?」
思わせ振りな確認。
こん、や?
ハードに……して、も……?
「……やっ」
ようやく思考が追い付いて、顔が一気に熱くなった。
咄嗟に手を離して身体を離そうとしたけれど、すかさずその手を腰に回されて引き止められてしまう。
「だーめ。真純は俺の隣」
がっしりホールドされて逃げられない。
「傍に、いて?」
耳元に響く甘いテノール。ゾクッと肌があわ立った。かぁっと頬の熱が増す。
だ、め……
ドキドキする。
「手、繋ごう?」
「ひぁん」
耳に吐息を吹き掛けるようにして誘われて、身体がビクンと跳ねた。
「真純、手」
また、耳元で……
「ふ……ぅん」
や、だ……
ゾクゾク、する