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甘く、深く、繋がって
第11章 夢の国、リベンジ
「クリスマスディナー、食べに来る?」
「えっ?」
思いがけない誘いにビックリした。
改めて見上げた斎藤さんは私にニコリと笑ってくれる。
「一人で来ても良いし、急だけど友達誘って来ても良いよ」
「い、良いんですか?」
「良いよ。おいで。イヴの日はいっぱいだけど、二十五日ならまだテーブル確保出来るから」
じわじわ顔が熱くなる。
イヴの夜は姉のはるちゃんと礼拝に行くから、二十五日の方が良い。
「あ、ありがとうございます。友達に聞いてみます」
斎藤さんがふうっと優しい笑顔になった。
「うん、じゃあテーブルで席押さえておけば良い?」
「お願いします」
頭を下げて、口元が綻ぶのを止められない。
どうしよう。すごく、嬉しい
斎藤さんにギュウってしたい
……恥ずかしくて出来ないけど
実は『グラン・ブルー』のクリスマスディナーは毎年気になってて。でも一人で行く様な勇気はない。今年は今年で迷惑がかかると思って諦めてた。
……ホント、嬉しい!
…………その後、会えるかな……
なんて、そこまで望むのは贅沢だよね?
そっと見上げた先で、感の良い斎藤さんがまた視線を投げてくれた。
「えっ?」
思いがけない誘いにビックリした。
改めて見上げた斎藤さんは私にニコリと笑ってくれる。
「一人で来ても良いし、急だけど友達誘って来ても良いよ」
「い、良いんですか?」
「良いよ。おいで。イヴの日はいっぱいだけど、二十五日ならまだテーブル確保出来るから」
じわじわ顔が熱くなる。
イヴの夜は姉のはるちゃんと礼拝に行くから、二十五日の方が良い。
「あ、ありがとうございます。友達に聞いてみます」
斎藤さんがふうっと優しい笑顔になった。
「うん、じゃあテーブルで席押さえておけば良い?」
「お願いします」
頭を下げて、口元が綻ぶのを止められない。
どうしよう。すごく、嬉しい
斎藤さんにギュウってしたい
……恥ずかしくて出来ないけど
実は『グラン・ブルー』のクリスマスディナーは毎年気になってて。でも一人で行く様な勇気はない。今年は今年で迷惑がかかると思って諦めてた。
……ホント、嬉しい!
…………その後、会えるかな……
なんて、そこまで望むのは贅沢だよね?
そっと見上げた先で、感の良い斎藤さんがまた視線を投げてくれた。