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甘く、深く、繋がって
第12章 軋む心
後ろからクチュリと秘唇を撫でて斎藤さんがクツクツ笑った。
『凄い、濡れてる。見られそうで興奮する?』
『やっ、ちがっ……あん』
深く蜜を掬い、ヌルリと芯になすり付ける。軽くリズミカルに叩かれてビクビクと腰が跳ねた。
『あんっ、やっ……あっ、あっ』
『花火、見てて……ね?』
再度耳元で響いた甘いテノール。斎藤さんに腰を捕まれ、後ろからゆったり突き上げられた。
『はぁああ、んっ』
待ち望んだ圧迫感に歓喜に震える。
間髪入れず揺すられて
『ぁあっ、あんっ!あっ、やんっ』
途切れことなく上がる嬌声。
『はっ……きっつ……』
熱い吐息にゾクリと肌があわ立つ。キューンとナカが斎藤さんに絡み付く。
『まっす、み……』
目の前がチカチカして、おののく程に気持ち良い。

あぁ……ねぇ
もっと……もっ、と

窓に押し当て潰れた胸を弄られて、甘い痺れに身体を捩った。
『花火、見て?』
右手に腰を掴まれ、奥深く突き上げられる。
『はっ、ぁああっん』

あぁっだめ……奥、気持ち、イ……

キュウキュウと斎藤さんを締め付けているのが分かる。

あぁ、イィ……
イィ……よぅ
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