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甘く、深く、繋がって
第18章 真純と千佳と
ダメ出し?まさか、そんな事言われると思わなかった。
「あのね、私は同じミスを繰り返したくないんだ」
「……」
「真純を傷付けるオトコは排除する」
静かに、でもきっぱりと言い切って、歩みを止めた。ゆっくりと向き合って
「真純は私が、守るから」
真っ直ぐに私を見つめてくる。その瞳の奥に揺らぐ後悔の念。
壮ちゃんから最初に気付いて動いてくれたのは千佳ちゃんだと聞いた。それなのに、千佳ちゃんはそうなる前に気付けなかった自分を今も責めている。千佳ちゃんに何の非もない、のに……
私を大事に思ってくれる千佳ちゃんの優しさが嬉しい。
「ありがとう」
そう言って千佳ちゃんに抱き付いた。驚いたように一瞬身体を緊張させる。でも次の瞬間にはきつく抱き締められて
「真純……」
優しい声に包まれた。
「もう、大丈夫だよ。ありがとう、千佳ちゃん」
「ん……」
……
…………
………………?
思いの外長く抱き締められて、千佳ちゃんの肩を叩く。
「千佳ちゃん?」
「うん」
「行こう?」
「……うん」
腕を解いて覗き込んで来た千佳ちゃんの瞳にドクンと心臓が跳ねた。
な、んで……
「あのね、私は同じミスを繰り返したくないんだ」
「……」
「真純を傷付けるオトコは排除する」
静かに、でもきっぱりと言い切って、歩みを止めた。ゆっくりと向き合って
「真純は私が、守るから」
真っ直ぐに私を見つめてくる。その瞳の奥に揺らぐ後悔の念。
壮ちゃんから最初に気付いて動いてくれたのは千佳ちゃんだと聞いた。それなのに、千佳ちゃんはそうなる前に気付けなかった自分を今も責めている。千佳ちゃんに何の非もない、のに……
私を大事に思ってくれる千佳ちゃんの優しさが嬉しい。
「ありがとう」
そう言って千佳ちゃんに抱き付いた。驚いたように一瞬身体を緊張させる。でも次の瞬間にはきつく抱き締められて
「真純……」
優しい声に包まれた。
「もう、大丈夫だよ。ありがとう、千佳ちゃん」
「ん……」
……
…………
………………?
思いの外長く抱き締められて、千佳ちゃんの肩を叩く。
「千佳ちゃん?」
「うん」
「行こう?」
「……うん」
腕を解いて覗き込んで来た千佳ちゃんの瞳にドクンと心臓が跳ねた。
な、んで……