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甘く、深く、繋がって
第4章 水族館
「どこ痛い?」
同じ質問を繰り返されて、思い出したように膝が痛みだした。
「ひ、膝を打ちました」
「膝?どっち?」
心配そうな斎藤さんに、私は強く打った左側の膝を示して横座りのままスカートの裾を上げた。
「……触る、よ?」
そっと膝に触れてくる指先。診てくれてるだけなのに指が動く度に背中がゾクリとあわ立つ。
「ここ、痛くない?」
「いったい、です」
激痛ポイントを的確に押されて涙が滲んだ。
「ここ、は?」
「そこは大丈夫です」
チラッと私に視線を流した斎藤さんが、動きを止めた。
……な に?
でも直ぐにふっと微笑まれて、至近距離からの不意討ちにクラクラする。
「ここ、は」
スルリとスカートの中に滑り込んで来た指先。膝より少し上の内側を柔く押されて身体がビクッと跳ねた。
「だっ大丈夫です」
咄嗟に膝を合わせスカートの裾を戻す。上から斎藤さんの手を押さえて、顔が熱い。
「大丈夫?」
悪戯な目に深まる笑み。指先がサワリと動いて
「ぁあっ」
甘ったるい声が出た。
ヤ、だ。恥ずかしい……
フフッと笑って、斎藤さんは手を外してくれた。
「スカートめくって見せてくれるとか、誘ってる?」
同じ質問を繰り返されて、思い出したように膝が痛みだした。
「ひ、膝を打ちました」
「膝?どっち?」
心配そうな斎藤さんに、私は強く打った左側の膝を示して横座りのままスカートの裾を上げた。
「……触る、よ?」
そっと膝に触れてくる指先。診てくれてるだけなのに指が動く度に背中がゾクリとあわ立つ。
「ここ、痛くない?」
「いったい、です」
激痛ポイントを的確に押されて涙が滲んだ。
「ここ、は?」
「そこは大丈夫です」
チラッと私に視線を流した斎藤さんが、動きを止めた。
……な に?
でも直ぐにふっと微笑まれて、至近距離からの不意討ちにクラクラする。
「ここ、は」
スルリとスカートの中に滑り込んで来た指先。膝より少し上の内側を柔く押されて身体がビクッと跳ねた。
「だっ大丈夫です」
咄嗟に膝を合わせスカートの裾を戻す。上から斎藤さんの手を押さえて、顔が熱い。
「大丈夫?」
悪戯な目に深まる笑み。指先がサワリと動いて
「ぁあっ」
甘ったるい声が出た。
ヤ、だ。恥ずかしい……
フフッと笑って、斎藤さんは手を外してくれた。
「スカートめくって見せてくれるとか、誘ってる?」