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甘く、深く、繋がって
第19章 決心
「真純は汚れてないし、媚びを売ったりもしない。お前同じ女か?よくそんな風に思えるな」
体勢を直して睨み付けてくる。
「普通に同棲してたのよ?自分の意思でそこに帰り、留まったに決まってるわ。一方的に被害者の訳ないじゃない。望んで男に溺れたくせに、相手を犯罪者にして自分はのうのうと!挙げ句その汚れた身体で拓真をこんなにもタラシ込んで、許せない!」
みゆきから放たれるのは真純への蔑視と激しい憎悪。
「男は執行猶予も付かず実刑喰らってんだぞ。望んだ訳あるか」
「……そう、願いたいんでしょ」
じっと俺を見上げ、みゆきの口調が急に静かになった。
「可愛い、愛しい彼女が淫乱だなんて、思いたくないものね」
右の口角だけを引き上げる、不穏な笑み。
「でもね、もう一つ良い事教えてあげるわ。元彼達が彼女の事を何て言ってるか」
「興味ない」
コイツ、何をどこまで知ってる?
……興信所でも雇ったか?
「サイコーにエロい身体」
「煩い」
「セックスに病み付きになった」
「黙れ」
俺の制止に、はっと笑う。
「みんな口を揃えたようにソレばっかり。どれだけヤッてんのよ」
「いい加減にしろ!」
我慢出来ずに怒鳴り付けた。
体勢を直して睨み付けてくる。
「普通に同棲してたのよ?自分の意思でそこに帰り、留まったに決まってるわ。一方的に被害者の訳ないじゃない。望んで男に溺れたくせに、相手を犯罪者にして自分はのうのうと!挙げ句その汚れた身体で拓真をこんなにもタラシ込んで、許せない!」
みゆきから放たれるのは真純への蔑視と激しい憎悪。
「男は執行猶予も付かず実刑喰らってんだぞ。望んだ訳あるか」
「……そう、願いたいんでしょ」
じっと俺を見上げ、みゆきの口調が急に静かになった。
「可愛い、愛しい彼女が淫乱だなんて、思いたくないものね」
右の口角だけを引き上げる、不穏な笑み。
「でもね、もう一つ良い事教えてあげるわ。元彼達が彼女の事を何て言ってるか」
「興味ない」
コイツ、何をどこまで知ってる?
……興信所でも雇ったか?
「サイコーにエロい身体」
「煩い」
「セックスに病み付きになった」
「黙れ」
俺の制止に、はっと笑う。
「みんな口を揃えたようにソレばっかり。どれだけヤッてんのよ」
「いい加減にしろ!」
我慢出来ずに怒鳴り付けた。