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甘く、深く、繋がって
第21章 伝わる心
「大事にしたくて緊張もする。何より、すごく幸せな気持ちになれる」
そう言って微笑んだ斎藤さんの笑顔に胸を締め付けられた。
幸せだと思ってくれるの?
啓太の話を聞いたはず、なのに……
「セックスして心も満たされるのは、真純だけ。いろんな女抱いてきたけど、こんな風に思えるのは初めてだよ」
じわりと視界が滲む。
やっぱり斎藤さんは変わらない。
前と同じでいてくれる。
「真純にとっても、そうであって欲しい。……大切に、抱きたい。俺がどれだけ真純を愛しいと思っているか、身体だけじゃなく、心でも感じて?」
もう目の前がハッキリしない。
勝手に溢れ落ちる滴。
斎藤さんがギュッと手を握ってくれた。
「愛してる、真純」
「ふっ……く」
「いっぱい感じて、俺に啼かされな?セックスは幸せなんだって思わせてやるよ」
涙が、止まらない。
本当にそう、だ。
斎藤さんに抱かれると、愛されていることを実感する。
大事にされてるって、感じさせてもらってた……
「さぃ、たくまさん……」
「うん」
「あ、ありがっとう、ございます」
そう言って微笑んだ斎藤さんの笑顔に胸を締め付けられた。
幸せだと思ってくれるの?
啓太の話を聞いたはず、なのに……
「セックスして心も満たされるのは、真純だけ。いろんな女抱いてきたけど、こんな風に思えるのは初めてだよ」
じわりと視界が滲む。
やっぱり斎藤さんは変わらない。
前と同じでいてくれる。
「真純にとっても、そうであって欲しい。……大切に、抱きたい。俺がどれだけ真純を愛しいと思っているか、身体だけじゃなく、心でも感じて?」
もう目の前がハッキリしない。
勝手に溢れ落ちる滴。
斎藤さんがギュッと手を握ってくれた。
「愛してる、真純」
「ふっ……く」
「いっぱい感じて、俺に啼かされな?セックスは幸せなんだって思わせてやるよ」
涙が、止まらない。
本当にそう、だ。
斎藤さんに抱かれると、愛されていることを実感する。
大事にされてるって、感じさせてもらってた……
「さぃ、たくまさん……」
「うん」
「あ、ありがっとう、ございます」