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第22章 冬休み

「んんっ！」
柔く揉まれ、頂きを指先で弾かれて
「っふぅ……ん、ぁっ……ぁん！」
声を抑えなきゃ、と思うのに頭が働く前に甘えた声が出てしまう。
「良いよ、真純。声、聴かせて」
反対側をはくりと口に含まれた。
「やっ、ぁっ！」
ジュクジュクと水音を立てながら絡みついてくる熱い舌。時々キリッと歯を立てられる。反対側も悪戯な指先の執拗な弄りに
「やぁっ、だっめ……あっ、ぁあんっ……」
ビクビクと身体が跳ねる。

こえ、だめ……

扉を一枚隔てた向こうにお兄さんがいる。拓真さん以外に聞かれたくないのに、震えるほどの快感に上がる嬌声を止められない。
身体の昂りが増していく。胸から広がる甘い痺れに身体のナカが熱くなる。

あぁっ、だめ、だっ、めぇ

チカチカッと目の前が爆ぜた。次いで奥がギュンッと疼く。
快楽の波に、引き込まれ、る……
「やっ、拓真さっ……んんんっ！」
背中がしなり、足先に力が入る。全身が小刻みに震えた。