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甘く、深く、繋がって
第23章 長い一日
どうしてそんな顔をするの?
……女の人を信用しないって言ったのと関係してる?

疑問に思っても口に出せる訳もなく
「喜んで腰振るビッチは即アウト。感じて啼いたり濡らしたりする女もサヨウナラ」
淡々と話す様子から本気だったんだと伺い知れて、今更ながら身体が震えた。
「そうならなければ、まぁ家に入るぐらいは認めても良いかっていう、品定め」

品、定め……

一瞬で思い出された昨日の出来事。嫌悪感しか感じなかった。でも、もし、黒田さんの時のように反応していたら?

…………

考える事さえ怖くて。二の腕を掴んで身体を抱えた。
多分それは私個人に対してだけじゃない。『女の人』に対する憎悪。

何があったの?
『拓真も俺も』ってことは拓真さん、も?
……ソレが『結構酷い事』をしてきた理由?

「でも、君はソウじゃなかった」
ふっと笑って見据えてくる。
「ね、君、何なの?」
「……な、なにって……」

何を聞かれてるの?

「どうやって拓真に取り入った訳?」

とっ取り入ったって、何?

「……そんな事、出来ません」
何とか否定する事は出来たけど、酷く悲しい気持ちになった。
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