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甘く、深く、繋がって
第23章 長い一日
「行くよ、真純」
「待って!」
「行きましょう」
「えっ!」
千佳ちゃんに腕を引かれ、桐生さんには背中を押され、結局私は三人とは違うテーブルへ離されてしまった。
千佳ちゃんと隣り合わせて座った席のテーブルにはキッシュのほかにもサラダやマリネが並んでる。取ってきてくれたのは千佳ちゃん。桐生さんが千佳ちゃんと私に『ディタインペリアル』というカクテルを作ってきてくれた。ライチのリキュールにシャンパンを注いで作るんだって。
三人で改めて乾杯をして、早速千佳ちゃんが目を大きくした。
「私他の店でも飲んだことありますけど、これすごい美味しい。ね、真純?」
確かに、ライチの甘く爽やかな風味がシャンパンの泡と一緒に弾けて、口の中に広がってすごく美味しい。
「美味しいです」
「そうですか?ありがとうございます」
ニコリと笑って、ビールのグラスを傾ける。
「今回は美味しいシャンパンが手に入ったので、ちょっと贅沢に使ってみました」
「ありがとうございます」
「お代わり欲しーい」
また一口飲んだ後、ニッと口角を上げて千佳ちゃんがキッシュを頬張った。
「待って!」
「行きましょう」
「えっ!」
千佳ちゃんに腕を引かれ、桐生さんには背中を押され、結局私は三人とは違うテーブルへ離されてしまった。
千佳ちゃんと隣り合わせて座った席のテーブルにはキッシュのほかにもサラダやマリネが並んでる。取ってきてくれたのは千佳ちゃん。桐生さんが千佳ちゃんと私に『ディタインペリアル』というカクテルを作ってきてくれた。ライチのリキュールにシャンパンを注いで作るんだって。
三人で改めて乾杯をして、早速千佳ちゃんが目を大きくした。
「私他の店でも飲んだことありますけど、これすごい美味しい。ね、真純?」
確かに、ライチの甘く爽やかな風味がシャンパンの泡と一緒に弾けて、口の中に広がってすごく美味しい。
「美味しいです」
「そうですか?ありがとうございます」
ニコリと笑って、ビールのグラスを傾ける。
「今回は美味しいシャンパンが手に入ったので、ちょっと贅沢に使ってみました」
「ありがとうございます」
「お代わり欲しーい」
また一口飲んだ後、ニッと口角を上げて千佳ちゃんがキッシュを頬張った。