この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第25章 始まりの夜
濡れた髪から滴る雫が私の頬に落ちてくる。少し眉を寄せ、煩わしそうに髪を掻き上げる。引き締まった腕も当然濡れていて。
その仕草に、醸し出される色気にドキンと心臓が跳ねた。
ギュッと胸の奥を捕まれる。
拓真さんの口角が右だけ上がった。
あ……
魅入られるままに見上げる顎を右手でさらに上向きに掬われて。
「っ、んんっ」
重なった唇。始めから滑り込んで来た舌に早々に口腔内を侵される。歯列の裏をなぞられてゾクリとする。
「ぅん……」
零れるのは甘えた声。
そのまま舌先を擽られ、背筋が震えた。優しく絡んで私を解かせる、甘い口付け。
気付けば伸び上がるようにして拓真さんの首に両腕を回していた。
ね、もっと……
力強い両腕に腰と背中を引き寄せられて身体が密着する。濡れた生地越しに感じる拓真さんの熱。おへその下がキュンとなる。
左腕は腰を抱いたまま、右手で私の頬を包んで拓真さんが上体を起こした。離れた唇が物寂しい。
「可愛いね、真純」
頬から喉を伝って滑り落ちていく指先。
「はぁ、ぁ」
ゾクゾクする。
そのまま柔く左の胸を包まれた。
「ん……」
「待てなくなったの?」
その仕草に、醸し出される色気にドキンと心臓が跳ねた。
ギュッと胸の奥を捕まれる。
拓真さんの口角が右だけ上がった。
あ……
魅入られるままに見上げる顎を右手でさらに上向きに掬われて。
「っ、んんっ」
重なった唇。始めから滑り込んで来た舌に早々に口腔内を侵される。歯列の裏をなぞられてゾクリとする。
「ぅん……」
零れるのは甘えた声。
そのまま舌先を擽られ、背筋が震えた。優しく絡んで私を解かせる、甘い口付け。
気付けば伸び上がるようにして拓真さんの首に両腕を回していた。
ね、もっと……
力強い両腕に腰と背中を引き寄せられて身体が密着する。濡れた生地越しに感じる拓真さんの熱。おへその下がキュンとなる。
左腕は腰を抱いたまま、右手で私の頬を包んで拓真さんが上体を起こした。離れた唇が物寂しい。
「可愛いね、真純」
頬から喉を伝って滑り落ちていく指先。
「はぁ、ぁ」
ゾクゾクする。
そのまま柔く左の胸を包まれた。
「ん……」
「待てなくなったの?」