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甘く、深く、繋がって
第6章 夢の国
青い地球儀の前、お尻の大きなアヒルさんから二人一緒にハグされて、固まっていた斎藤さん。その反応がお気に召さなかったのか、途中からアヒルさんは斎藤さんだけをギュウギュウし始めてペアの女の子にたしなめられてたっけ……
その時の斎藤さんの強張った微笑みを思い出しながら、顔を覗いて……息をのんだ。
あ……
ドクンと心臓が高鳴った。
そこから一気に早まる拍動。キューッと胸が締め付けられる。
背中が、腰がゾクゾクする。
熱を、持つ……
どうして?
色を帯びたシンメトリー。
熱い眼差しが私を射抜く。
「帰ろう?」
優しいけれど、有無を言わせてもらえない。
言外に漂う圧に押されて、私は無言でコクンと頷いた。
フフッと笑ういつもの笑みも艶っぽい。
お臍の下がキュウッとなる。
っ!?
見惚れていたら、背中から脇を抱える腕の端でサワリと指先が動いた。
えっ……あっ……
触れられているのは服の上。身体を支えているから動きも僅か。頂きには届きそうで届かない。
でも、ゾクゾクと感じてしまう。
ん、もっと……
無意識に身体を斎藤さんに押し付ける様に抱き付いていた。
その時の斎藤さんの強張った微笑みを思い出しながら、顔を覗いて……息をのんだ。
あ……
ドクンと心臓が高鳴った。
そこから一気に早まる拍動。キューッと胸が締め付けられる。
背中が、腰がゾクゾクする。
熱を、持つ……
どうして?
色を帯びたシンメトリー。
熱い眼差しが私を射抜く。
「帰ろう?」
優しいけれど、有無を言わせてもらえない。
言外に漂う圧に押されて、私は無言でコクンと頷いた。
フフッと笑ういつもの笑みも艶っぽい。
お臍の下がキュウッとなる。
っ!?
見惚れていたら、背中から脇を抱える腕の端でサワリと指先が動いた。
えっ……あっ……
触れられているのは服の上。身体を支えているから動きも僅か。頂きには届きそうで届かない。
でも、ゾクゾクと感じてしまう。
ん、もっと……
無意識に身体を斎藤さんに押し付ける様に抱き付いていた。