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甘く、深く、繋がって
第30章 仕事初め
真純を抱き締める腕に力が入った。甘い香りを深く吸い込んで。
「……ごめん、嘘」
言葉を絞り出す。
「帰してやれなくなるから、行かなくて良いよ」
と言うか、もう既に帰したくはないけど。
「た、くまさん」
少し掠れた声にクラクラする。
真純がギューッとしがみ付いてきた。押し付けられる柔らかな丸みに欲は増していく一方で。
これ以上の接触は、マズイ。
身体を離そうと、腰に添えていた手を肩へ滑らせた。
「あっ、ん」
それだけで上がった甘い声。僅かに震えたその声に、真純にスイッチが入っているのを悟る。
立ち上がる熱は正直で。
つい数日前、欲に流されないと誓った筈なのに……
真純にその気を示されて、抑えられる訳がない。なんて、言い訳。
首に絡む腕を解かせ、両手で頬を包んでキスをした。
滑らせた舌に、真純が絡みついてくる。ゾクゾクと背筋を這い上がる震え。
今しがた座っていた後ろのスツールに浅く腰かけ、真純の膝を割って俺の腿を跨がせた。柔らかなスカートの裾が乱れ、露わになった白い腿。その内側に手を掛け、大きく開かせて。
「やっ」
恥ずかしがって拒むかと思いきや、真純は解いた腕をまた俺の首に絡めてきた。
「……ごめん、嘘」
言葉を絞り出す。
「帰してやれなくなるから、行かなくて良いよ」
と言うか、もう既に帰したくはないけど。
「た、くまさん」
少し掠れた声にクラクラする。
真純がギューッとしがみ付いてきた。押し付けられる柔らかな丸みに欲は増していく一方で。
これ以上の接触は、マズイ。
身体を離そうと、腰に添えていた手を肩へ滑らせた。
「あっ、ん」
それだけで上がった甘い声。僅かに震えたその声に、真純にスイッチが入っているのを悟る。
立ち上がる熱は正直で。
つい数日前、欲に流されないと誓った筈なのに……
真純にその気を示されて、抑えられる訳がない。なんて、言い訳。
首に絡む腕を解かせ、両手で頬を包んでキスをした。
滑らせた舌に、真純が絡みついてくる。ゾクゾクと背筋を這い上がる震え。
今しがた座っていた後ろのスツールに浅く腰かけ、真純の膝を割って俺の腿を跨がせた。柔らかなスカートの裾が乱れ、露わになった白い腿。その内側に手を掛け、大きく開かせて。
「やっ」
恥ずかしがって拒むかと思いきや、真純は解いた腕をまた俺の首に絡めてきた。