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甘く、深く、繋がって
第30章 仕事初め
耳元に口を寄せ、何時もは冷たい耳朶を啄む。今は熱を持って熱いソレを口の中で転がして
「続けさせて?」
舌先を耳に差し入れ水音を直に響かせる。
「あっ、ぁ、ぁあんっ」
ふるふると小さく震えて真純がしがみ付いてきた。
「ね、直接触ってい?」
「っだ、め」
首を左右に振る真純。でも
「はい、立って?」
腕を解いて脇に手を添え立ち上がらせると、自分の足で身体を支えて腰を浮かす。従順な彼女に笑みが浮かんだ。
ストッキングの上端に手を掛け、腿の半ばまで摺り下ろす。同じように下着も下ろそうとして
「やっ」
身を捩られた。
「何?履いたままが、良いの?」
「ちっ、ちがっ!」
真っ赤になって首を振る。唇を重ねて反論を奪い、脇から指を滑り込ませた。
「んんっ」
ヌルりと滑るそこは熱くて、サロンの下で欲が解放を望んで暴れ出す。
「やーらしいね、真純。もうグチョグチョ……ね?」
わざとクチュクチュ音を立てさせながら自ら開いた秘唇の浅い所を弄り、殊更に真純の羞恥を煽る。
「ふぁ、んんっ!」
予想通り、真純は伸び上がるようにしてしがみ付く腕に力を込めてきた。
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