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甘く、深く、繋がって
第32章 溶け合う身体(前)
ベッドの上で向かい合って座り、互いの服を脱がせ合った。
一糸纏わず俺の下に横たわる真純。そのたおやかな身体を電球色のルームランプが照らし出す。
『隠さないで』
俺がそう言ったから、真純は両手を顔の前でクロスさせて自らの視界を断っている。よほど恥ずかしいのか、胸元まで朱に染まる白い肌。
柔らかな双丘の頂きで熟れて桃色を濃くし、ツンと存在を主張する乳首。僅かに開いたふっくらとした赤い唇。緊張の乾きを癒す為に下唇を嘗めた濡れた舌先。全てに色を感じて熱が昂る。
「触っても良い?」
「!」
ワザと確かめた俺に真純はビクッと肩を震わせた。それでも
「はい」
小さな声で答えをくれる。キュッと口を閉ざし恥らう様子が、堪らない。
もっと苛めたくなって
「真純はどこに触られたい?」
つい意地悪な質問をする。
「っ!」
案の定、真純は息を飲んで黙り込んだ。震える唇が少し開いて、零れ落ちた熱い吐息。
喉が、鳴る……
「た、拓真さんに……」
そこで途切れた言葉。
「……ん?」
待ちきれずに先を促した俺に、真純はもう一度はぁと息を吐いた。
「たっくまさん、の、思うまま、に……さわられたい、です」
一糸纏わず俺の下に横たわる真純。そのたおやかな身体を電球色のルームランプが照らし出す。
『隠さないで』
俺がそう言ったから、真純は両手を顔の前でクロスさせて自らの視界を断っている。よほど恥ずかしいのか、胸元まで朱に染まる白い肌。
柔らかな双丘の頂きで熟れて桃色を濃くし、ツンと存在を主張する乳首。僅かに開いたふっくらとした赤い唇。緊張の乾きを癒す為に下唇を嘗めた濡れた舌先。全てに色を感じて熱が昂る。
「触っても良い?」
「!」
ワザと確かめた俺に真純はビクッと肩を震わせた。それでも
「はい」
小さな声で答えをくれる。キュッと口を閉ざし恥らう様子が、堪らない。
もっと苛めたくなって
「真純はどこに触られたい?」
つい意地悪な質問をする。
「っ!」
案の定、真純は息を飲んで黙り込んだ。震える唇が少し開いて、零れ落ちた熱い吐息。
喉が、鳴る……
「た、拓真さんに……」
そこで途切れた言葉。
「……ん?」
待ちきれずに先を促した俺に、真純はもう一度はぁと息を吐いた。
「たっくまさん、の、思うまま、に……さわられたい、です」