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五十嵐さくらの憂鬱。
第10章 …10
「俺が悪かったよ。
ちなみに今は、さくら以外とはなんの関係もない…」
信じてくれ。
樹の震えるようなつぶやきに
さくらの胸がいっぱいになった。
「先輩…ごめんなさい…」
さくらは樹の頭をなでた。
そうしてしばらく2人で抱き合い
どちらからともなく深い口づけを繰り返す。
ため息は熱くなり
酸素を求める声が甘くなる。
「さくら。好きだよ」
「…私も好きです…」
その小さなつぶやきが愛しくて
樹はさくらを苦しいほどに抱きしめた。
「俺の彼女になってくれるよな?」
さくらは思い切って、自分からしがみついて
樹の唇に自分のを押し付けた。
樹が薄く口を開き、
舌を押し込む。
その後どうしていいか分からない舌を
懸命に樹の舌に絡ませると
樹がそれに応じてさらに深く口づけをしてきた。
「…んっ、はっ。してください…彼女に…」
ーーー先輩のものになりたいーーー
「うん」
樹はさらにさくらを貪るように
深く口づけする。
「先輩の、彼女、になり…たい…」
唇を触れ合うだけのキスに邪魔されて
さくらの言葉は途切れる。
それでもなお、伝えたくて頑張るさくらが愛しくて
愛しく思ってくれる樹が好きすぎて
2人はそのまま口づけを続ける。
心配していたことが
お互いに溶けあっていく感覚。
いつの間にか
樹の手はさくらの耳たぶを触り、
首筋に触れる。
「ごめん、ここ…。こんなに赤くなっちゃった…」
さくらの首筋に
殴るように付けた痕を触り
樹が軽く眉を寄せる。
「いいの。大丈夫…」
樹はその痕を優しく舐め
我慢ができなくなって
さくらのサマーセーターの中に手を入れて
胸に優しく触れた。
樹のキスが深く、激しくなる。
「んっ…」
頂きに触れて
さくらが喘ぐ。
セーターとブラをめくりあげ
薄暗い部屋でも充分に白いとわかる素肌に吸い付く。
「あ、ゃ…こんなとこで…」
人が来ちゃう、という声は
快楽に押し流されて言葉にならない。
樹の指がさくらのショーツに伸び
くちゅ、という音と共に
蕾を柔らかく刺激した。
「あっ…ふっ…ぅんっ…んん」
思わず漏れ出る声を収めるために
樹は唇をふさぐ。
ちなみに今は、さくら以外とはなんの関係もない…」
信じてくれ。
樹の震えるようなつぶやきに
さくらの胸がいっぱいになった。
「先輩…ごめんなさい…」
さくらは樹の頭をなでた。
そうしてしばらく2人で抱き合い
どちらからともなく深い口づけを繰り返す。
ため息は熱くなり
酸素を求める声が甘くなる。
「さくら。好きだよ」
「…私も好きです…」
その小さなつぶやきが愛しくて
樹はさくらを苦しいほどに抱きしめた。
「俺の彼女になってくれるよな?」
さくらは思い切って、自分からしがみついて
樹の唇に自分のを押し付けた。
樹が薄く口を開き、
舌を押し込む。
その後どうしていいか分からない舌を
懸命に樹の舌に絡ませると
樹がそれに応じてさらに深く口づけをしてきた。
「…んっ、はっ。してください…彼女に…」
ーーー先輩のものになりたいーーー
「うん」
樹はさらにさくらを貪るように
深く口づけする。
「先輩の、彼女、になり…たい…」
唇を触れ合うだけのキスに邪魔されて
さくらの言葉は途切れる。
それでもなお、伝えたくて頑張るさくらが愛しくて
愛しく思ってくれる樹が好きすぎて
2人はそのまま口づけを続ける。
心配していたことが
お互いに溶けあっていく感覚。
いつの間にか
樹の手はさくらの耳たぶを触り、
首筋に触れる。
「ごめん、ここ…。こんなに赤くなっちゃった…」
さくらの首筋に
殴るように付けた痕を触り
樹が軽く眉を寄せる。
「いいの。大丈夫…」
樹はその痕を優しく舐め
我慢ができなくなって
さくらのサマーセーターの中に手を入れて
胸に優しく触れた。
樹のキスが深く、激しくなる。
「んっ…」
頂きに触れて
さくらが喘ぐ。
セーターとブラをめくりあげ
薄暗い部屋でも充分に白いとわかる素肌に吸い付く。
「あ、ゃ…こんなとこで…」
人が来ちゃう、という声は
快楽に押し流されて言葉にならない。
樹の指がさくらのショーツに伸び
くちゅ、という音と共に
蕾を柔らかく刺激した。
「あっ…ふっ…ぅんっ…んん」
思わず漏れ出る声を収めるために
樹は唇をふさぐ。