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五十嵐さくらの憂鬱。
第19章 …19
樹は筆先にさくらの蜜をたっぷりつけると
蕾を剥き出しにして
その筆先で撫で回した。

「あっ、あぁっ…いやっ…あっイっ…ちゃ…」
「イけよ、ばっちり撮ってやる」

ソファの横の机には
樹の携帯が固定されている。
別の机にも、ハンディカメラが置かれていて
じっくりとさくらを映していた。

「いゃっ…いやぁぁっ」

さくらの懇願もむなしく
樹の筆先によってさくらの腰がびくびく跳ねた。

「何も言わないでイくなって
あれほど教えただろ。
自分だけ気持ち良くなって…お仕置きだ」

樹は太いバイブを取り出すと
スイッチをいれる。
卑猥にクネクネ動くそれを
さくらの中に押し込んだ。

「あっ、いやっ、いやぁっ!」

樹がさくらの顔を覗き込む。
舌なめずりして、さくらにキスをした。
そして、バイブの動きを最大にして
蕾を捉える部分でしっかりと
敏感なそこをキャッチする。

樹の舌にさくらの声は吸い取られた。
腰だけが卑猥に動き昇天する。

「またイったな…?」

そう言われる間も
さくらはイってしまった。

「じゃあ俺も気持ち良くして、さくら」

樹は自分のそれを出すと
さくらの口の中に押し込んだ。
机からはみ出した首に支えはなく
喉の奥に樹の分身が打たれる。

「そう、もっとヨダレつけて」

樹はさくらの乳首をつねった。
ん、という苦しそうな声に
さらにいじめたくなる気持ちが昂る。

さくらに咥えさせたまま
バイブを抜き差しする。
さくらの上に乗っかるようにして
びっちょりに濡れたさくらの秘部に息を吹けかける。

乳首をつまんでいた手で腰を撫でまわし
敏感な付け根やお腹周りに
キスをした。

何回イったのか分からないくらい
さくらがイき疲れた頃。
ヨダレと涙で顔じゅうをベタベタにし
切ない瞳で樹を見つめてきた頃。
ようやく樹はさくらの中に納まった。

イきすぎて加減がわからなくなってしまったさくらの中は
ひどい濡れようで
抜き差しを数回するだけで
ぎゅっと締めつけてはビクビクし
緩んではまた締めつけるのを繰り返した。

言葉にならず、
ただただ、彼女は喘ぐ。
樹はさくらに激しく打ち付けると
程なくして果てしない快楽に思考を飲まれていった。
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