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五十嵐さくらの憂鬱。
第1章 …1
「ちょ、いや……っ」
首筋を、さくらの弱い所が分かっているかのように
舌が上下に行き来する。
もがくが肩を抑えられて身動きがとれない。
上下に舐め、優しくキスをする。
ちゅ、と音を出しながら
数回のうち1回は少し強めに
柔らかい首を吸って犯す。
「やだ…あっ…」
やっと手のひとつを振り払ったのだか、
抜けた腰が動かず、
壁に向きを変えることで精一杯だった。
だが、向きを変えたのは失敗だった。
壁にがっつりと押しつけられ、
一層身動きがとれないまま、
首をさらに舐められる。
後ろから男の左腕にがっちりとらえられ、
抱きつかれる様にして首を舐められ続けた。
空いた方の手がさくらの喉をいやらしくなぞり、
我慢できずに熱い吐息が漏れると
抱きしめていた手がさくらの右胸を
壊れものを扱うかの様に優しく撫でた。
「……やだ、あっ…」
「……嫌ならもっと抵抗しなよ」
いたずらっぽい声が耳に吹きかけられ
それだけで背中がゾクゾクし
心臓の音がうるさくなる。
身体が壁から剥がされ
男の胸板が背中に当たった。
やめてくれる期待にほっとしたのが愚かだった。
さくらの白い太ももを、男の指が卑猥になぞり始める。
ゆっくりと、でも、しっかりと。
少し爪を当ててくすぐるように。
かと思えば、痕がつくのではないかと思うくらい
力強くつままれる。
その絶妙な力加減に、
いつの間にかもたれかかっていた。
しばらく太ももを楽しみ、
その合間に思い立ったように首を舐める。
しばらくそうされていただろうか。
男の親指が、下着の線をなぞった。
「!」
あまりのことに、さくらの身体がびくんと跳ねる。
「ここ、気持ちいいんだ?」
さらに太もものつけ根を優しくなぞられ、
否応なしに身体が断続的に跳ねた。
親指を強めにつけ根に押し込まれた時
電流が走ったような快感が
身体中を駆け巡って頭が真っ白になった。
「あ……っう…」
親指をつけ根に押し込んだまま、
男の手が下着を触る。
「あはは、変態…」
下着に触れた中指を男がさくらの目の前に持ってくる。
「見て」
親指と中指をくっつけ、離すと、
とろりとした液体が糸を引いた。
「あ…やだ!」
「下着の上からしか触ってないのに。
さくらちゃん、キレイな顔してど変態だね?」
あまりのことに、さくらは意識を手放そうとした。
首筋を、さくらの弱い所が分かっているかのように
舌が上下に行き来する。
もがくが肩を抑えられて身動きがとれない。
上下に舐め、優しくキスをする。
ちゅ、と音を出しながら
数回のうち1回は少し強めに
柔らかい首を吸って犯す。
「やだ…あっ…」
やっと手のひとつを振り払ったのだか、
抜けた腰が動かず、
壁に向きを変えることで精一杯だった。
だが、向きを変えたのは失敗だった。
壁にがっつりと押しつけられ、
一層身動きがとれないまま、
首をさらに舐められる。
後ろから男の左腕にがっちりとらえられ、
抱きつかれる様にして首を舐められ続けた。
空いた方の手がさくらの喉をいやらしくなぞり、
我慢できずに熱い吐息が漏れると
抱きしめていた手がさくらの右胸を
壊れものを扱うかの様に優しく撫でた。
「……やだ、あっ…」
「……嫌ならもっと抵抗しなよ」
いたずらっぽい声が耳に吹きかけられ
それだけで背中がゾクゾクし
心臓の音がうるさくなる。
身体が壁から剥がされ
男の胸板が背中に当たった。
やめてくれる期待にほっとしたのが愚かだった。
さくらの白い太ももを、男の指が卑猥になぞり始める。
ゆっくりと、でも、しっかりと。
少し爪を当ててくすぐるように。
かと思えば、痕がつくのではないかと思うくらい
力強くつままれる。
その絶妙な力加減に、
いつの間にかもたれかかっていた。
しばらく太ももを楽しみ、
その合間に思い立ったように首を舐める。
しばらくそうされていただろうか。
男の親指が、下着の線をなぞった。
「!」
あまりのことに、さくらの身体がびくんと跳ねる。
「ここ、気持ちいいんだ?」
さらに太もものつけ根を優しくなぞられ、
否応なしに身体が断続的に跳ねた。
親指を強めにつけ根に押し込まれた時
電流が走ったような快感が
身体中を駆け巡って頭が真っ白になった。
「あ……っう…」
親指をつけ根に押し込んだまま、
男の手が下着を触る。
「あはは、変態…」
下着に触れた中指を男がさくらの目の前に持ってくる。
「見て」
親指と中指をくっつけ、離すと、
とろりとした液体が糸を引いた。
「あ…やだ!」
「下着の上からしか触ってないのに。
さくらちゃん、キレイな顔してど変態だね?」
あまりのことに、さくらは意識を手放そうとした。